UXとは
「アーバンスポーツの聖地=岡山」の確立へ
「岡山県アーバンスポーツ協会(以下、UX〈アックス〉)」は、岡山県内のアーバンスポーツ競技の連携組織として2022年9月に設立されました(所在:岡山市南区青江、理事長:出口智嗣)。競技の垣根を超えて岡山の街全体を盛り上げ、「アーバンスポーツの聖地=岡山」を県内外に大きく印象付けることで、岡山の地域ブランディング、シビックプライドの醸成、地方創生に貢献致します。
具体的なイベントとしてこれまでに、各競技団体がそれぞれのコンテストを持ち寄って開催する観戦型のアーバンスポーツフェス「UX」、トッププレイヤーや地元の選手によるパフォーマンスと体験会が楽しめる参加型のアーバンスポーツフェス「Parade」などを毎年開催しています。
Why -なぜ岡山なのか?
実はアーバンスポーツの世界的なトッププレーヤーを多く輩出している岡山。かつて岡山にはアジア最大級のアーバンスポーツパーク ASPO(2001-2011年)がありました。「アーバンスポーツ」というワードがなかった時代から、BMX、インラインスケート、クライミングといったエクストリームスポーツを楽しみ、研鑽するため、全国からライダーやクライマーらが集まり、全国屈指のエクストリームスポーツの聖地として、現在の日本のアーバンスポーツシーンの礎となる繋がりや土壌、カルチャーを築いていったのです。
そこで生まれた灯火は消えることなく、さらに全国で発展し、進化を遂げています。 そして今では、多くの岡山出身者や岡山とゆかりの深いプレーヤー達が、世界を舞台にトップクラスの活躍を果たしています。
Vision -私たちが描く未来像
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Player_プレイヤー
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郷土のプレイヤーが日頃の研鑽の成果を披露し、ローカルヒーローとして認知され、ファンを増やす大々的な場を創出する。
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各競技の魅力や根底にあるカルチャーを、これまで接点がなかった人たちも含めて多くの人に向けて発信する。
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Home-grown Companies_地元企業・団体
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地元の企業や団体とのコラボにより、地域の産業や技術を生かした競技用品やグッズを開発することで、アーバンスポーツを通じた地域の発信や産業振興、街の文化の伝承・創造を図る。
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Audience_オーディエンス
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トッププレイヤーの技に間近で触れてもらい、楽しみ、感動し、 興奮し、 興味を持ってもらう。
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子どもたちへの普及を通じ、次世代の新たなヒーローの発掘・育成を図る。
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アーバンスポーツの魅力や文化への感心を高め、この街に根付く魅力的な文化のひとつとして再認識してもらう。
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Municipality_地方自治体
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岡山に根付くアーバンスポーツカルチャーを世界に誇る文化的資産として輝かせ、シティブランディングにおける新たな資源とすることで、観光人口の拡大や地域経済の発展を生み出してもらう。
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MEMBER
出口 智嗣(Degoo)
理事長
BMXレースの選手として活動後、3度の全日本チャンピオンを経験し、16歳でメーカーとプロ契約。20代半ばでフリースタイルに転向し、その後長年に渡りBMXフリースタイルシーンをリードし続ける。
競技のさらなる発展を目指して2016年に全日本フリースタイルBMX連盟(JFBF)を設立し、理事長に就任。拠点を岡山市に置き、岡山での全日本選手権開催など聖地化を牽引してきた。東京、パリ五輪のBMXフリースタイル代表コーチ。
【主な所属団体・役職】
一般社団法人全日本フリースタイルBMX連盟 理事長
一般社団法人日本アーバンスポーツ支援協議会 理事
山本 友志(Snufkin)
理事/事務局長
高校時代にブレイキンのバトルイベントを見たのを機にダンスを始める。
大学ではDJとしての活動も開始。就職を機にシーンから遠ざかっていたが、2022年の岡山県ブレイキンカルチャー協会発足に携わったのを機に、裏方としての活動を再開した。
【所属団体・役職】
一般社団法人岡山県ブレイキンカルチャー協会 理事
岩藤 玄(GEN)
UX_理事
2015年に地元愛媛でフリースタイルフットボールに出会い、翌年の大学進学に伴って移り住んだ岡山でフリースタイルフットボールチーム「Free Star」に加入。瀬戸内のフリースタイルフットボールチーム「S.B.P」に入団し、個人としてもパフォーマーGENとして活動を始める。
2020年、パフォーマンス集団「ASOBIBA」を結成。21年以降、全国で最大規模のエントリー数を誇るフリースタイルフットボールの全国大会「SSB(Setouchi Style Bomb)」を岡山市内で開催している。23年に岡山県フリースタイルフットボール協会を設立。
上高 寛之
理事
ドローンのビジネスへの可能性、ポテンシャルに惹かれ2018年にJMA(一般社団法人日本マルチコプター協会)を設立。「いつかあたりまえになること」をビジョンとし、ドローンスクールの監修、講習ライセンスを発行し、全国に60ヶ所のドローンスクールを開校する。
地域活性化プロジェクトとして、19年に「岡山奉還町商店街レース」を開催。当日の動画再生数は35万回を超え、全国の行政等が視察に訪れるイベントとなる。21 年からはレースを全国年間リーグ戦に移行し、毎年全国10 箇所で実施する。22 年以降、全国5 箇所でドローンショーによる実証実験を行い、地域でドローンを活用する「地域とドローンとの融合」を検証する。
【所属団体・役職】
JMA 一般社団法人日本マルチコプター協会 副理事長
時岡 良太(Tokkey)
理事
中学、高校と演劇部に所属し、舞台の知識を学びながら、高校からストリートダンスを始める。18歳から4年間、倉敷チボリ公園のステージでエンターティナーとして活動する傍ら、ダンス講師、ダンスコンテンスト、ダンスバトルを経験。ダンススタイルはブレイクダンスを中心に、ジャンルの枠にとらわれることなく様々な要素を取り入れた、「音楽を感じたまま踊る」フリースタイル。現在はダンスコンテンストの主催やジャッジも担う。演者としても23年の倉敷市民ミュージカル「マスト2023」にて、倉敷出身の元ボクシング世界王者・辰吉丈一郎さんをモデルにした主人公を演じるなど精力的に活動する。
【所属団体・役職】
一般社団法人岡山県ブレイキンカルチャー協会 理事
仲野 伸行(RABI)
理事
2002年にテレビ番組でブレイキンバトルを目にしたのをきっかけにブレイキンにのめりこむ。地元のダンサーで結成するCREW「Okayama B-boyz」のメンバーとして現在まで20年以上にわたり第一線で活動。イベントのオーガナイズやジャッジも務めるなど、岡山のシーン形成にも関わってきた。
ブレイキンの五輪採用に伴い発足した日本ダンススポーツ連盟ブレイクダンス部の岡山県支部長に就任し、2022年には岡山県ブレイキンカルチャー協会を設立。郷土での練習場所の整備や普及発展、青少年の健全育成に取り組んでいる。
【所属団体・役職】
一般社団法人日本ダンススポーツ連盟ブレイクダンス部岡山県支部長
一般社団法人岡山県ブレイキンカルチャー協会 代表理事
西村 弘
理事
2014年に岡山県内でランバイクの全国レース「MOMOTARO RIDERS CUP」を初開催。以後、全国各地でランバイクのレースや普及イベントを開催し、シーンを黎明期より牽引してきた。2歳から人生で初めて行うことができるスポーツとして、「ランバイクを全てのスポーツの始まりに。」を掲げる。息子の海晴選手は2017年、世界大会「ストライダーワールドチャンピオンシップ」の2歳クラスに出場し、各国からエントリーした120名の選手をおさえてワールドチャンピオンに輝いた。
【所属団体・役職】
株式会社KICKS 代表取締役
東 千尋
理事
5歳の時にスポーツ用品店でインラインスケート用の靴を見て一目ぼれしたのを機に、当時岡山市内にあったASPOに通って競技に打ち込む。岡山後楽館中学校1年だった2009年にアマチュアの世界大会で女王に輝きプロの道に進むと、その後も世界最高峰の大会・ウインタークラッシュや世界選手権のワールドローラーゲームスなど数々の国際大会で栄冠を重ねてきた。現在も選手として世界の第一線で活躍する傍ら、スクールで子どもたちを指導するなど後進の育成にも励む。日本スポーツ賞の競技団体別最優秀賞を2度受賞。
【所属団体・役職】
環太平洋大学勤務(健康科学科助手)